2015年 05月 13日
手作りのブレス |
彼は皮で色々な物を作っていた。
本当に手先が器用だった。
その点、私は正反対…不器用で本当にダメ。
当時彼は手作りの革のブレスをしていた。
黒に赤い糸で縫ってあり、シルバーの飾りを幾つかいれて。
彼に似合っててカッコよくて、いいなぁ~♪なんてお決まりの文句を言っていました。
「皮もシルバーの飾りも余ってるし、ちいのも作ればいいじゃん!」そう言って、早速彼の部屋で作る事に…
なんてったって不器用な私。
皮に穴を開ける作業と赤い糸を使い縫う作業を少しだけやっただけ…あとは、出来ない私にイライラして彼が作ってくれました。
皮の太さが違うだけで全く同じお揃いのブレス。
自分で(殆ど彼だけど)作った!と、チョツピリ自慢気な思いもあったり(笑)
なによりも、彼とオソロ♪
嬉しくていっつも着けてた。
でも、ある日彼のシルバーの飾りが気付いたら無くなっていて…予備もなかったので、それからは彼も着けず…そうなると私も着けず…大切に保管してあった。
嬉しくて幸せな思い出がイッパイ詰まったブレス。
大切な宝物です。
そして、もうひとつ。
これは彼が作ってくれた物。
ターコイズのサザレ(大きさ形がバラバラ)を使い作ってくれたブレス。
自分用と私用に2つ作ってくれた。
ラインで、作ったよ~!と写真を貼ってくれ。
いいなぁ~!と答えたら「ちいのも、あるよ!」と。
またオソロだぁ~♪♪と喜んだ。
あっ、彼にはオソロとか言って喜んでません!照れ屋の彼に、そんな事言ったら一緒にしてくれないの分かってたんで(笑)
ひとりでコッソリ喜んでました。
でも、このターコイズのブレスは私にくれてすぐに彼のは壊れてしまい一度もオソロでは着けられなかった…
でも、私の為に作ってくれたブレス。
大切な宝物。
このブレスの後にも彼は形が揃った丸い形状のターコイズのブレスをオソロで作ってくれた。
でも、それは私にくれる前に自分の分が壊れてしまい、私の分を彼が使う事に…
私の元には、やってこなかったけど、彼はずっと最後まで着けていました。
彼との思い出の品物。
大切な大切な宝物です。
by yoshi721chii
| 2015-05-13 18:45
| 彼との思い出