2015年 12月 18日
新しいもの |
彼が好きなビール金麦
彼は、ずーっと金麦だった
私は、サッポロのドラフトワンが好きだった
彼の部屋で飲む時は両方買って交互に飲んでた
でも、やっぱり金麦のがいい
そんな彼に合わせて彼の部屋では、いつしか金麦が当たり前になっていた
でも私が自分の部屋で飲むのはサッポロ
買い置きはサッポロだった
でも、彼が旅立ってからは私も金麦に。
金麦の味が好きになり当たり前の味になった
「やっと旨さがわかったか」
って彼は言ってるはず(笑)
そんな彼が好きなビール金麦
これに限定で新しい味が・・・
新しい物
彼が知らない物
こんな事が耐えられなくなったりもするんです
彼がいたら、どうしてたかな。。。
買ったかな?
そんな事を考えてしまう
黒ビールだから、どうだっただろう
あんまり好んで黒ビールは飲まなかったからな。。。
でも、大好きな金麦のシリーズだ
きっと買ってただろうな
飲ませてあげたかったな・・・
そんな風に思ってしまうんだ
新しい物はイヤだ
彼が好きだった物がなくなったり
パッケージが変わってしまったり
どんどん変わっていっている
仕方ない・・・のかもしれない。
私は、あの日のまま・・・
いや、私と彼はあの日のまま
だけど、時間はちゃんと進んでいる
だから、どんどん進み変わるのは当たり前の事なのだろう
私と彼は、あの日に心を置き去りにした
あの日で止まってしまっている
だからついていけない・・・
耐えられないんだ
彼は確かにいた
その彼が知ってるこの世のまんま
何も変わらなければいいのにな
あの日のまま
全て時が止まってしまえばいいのに。。。
彼が知らない物が増えるのが
とても切なく哀しいよ
by yoshi721chii
| 2015-12-18 00:12
| 今の思い、日常