2015年 05月 01日
忘れてしまう事が何よりも怖くて悲しい |
昨年11月。
アメリカ人女性が末期の脳腫瘍で余命宣告を受け安楽死を行った…。
その女性には愛する旦那様がいた。
脳腫瘍末期。酷い痛みもあったとの事。
そんな痛みや苦しみから彼女は安楽死を選択したわけじゃなかった。
痛みは耐える事が出来ると。でも…
脳腫瘍は症状が進むと記憶障害も出る。
愛する人の顔や名前を忘れてしまう
それが何よりも怖くて悲しい…耐えられない。と。
こんなに愛しているのに…耐えられないわ…そう、彼女は話していた。
そして彼女は決行した。
安楽死を選択した事。
それが良かったのか悪かったのかは、わからない。
家族で話し合い、そう選択したのだろうが、遺された家族は納得していたとしたって、やはり後悔する事もあると思う。
遺された者の痛みは、わかる…。
だけど恐らく彼女は愛する人に愛していると伝えながら逝けて幸せだったんだろうな…そう思う。
愛する人を忘れてしまう事が何よりも怖くて悲しい…耐えられない。
彼女の、その言葉を聞いて本当に、その通りだ…そう思った。
忘れたくないのに…全てを覚えておきたいのに…
記憶は薄らいでいくんだろうな…
だから、しっかり覚えているうちに
沢山沢山彼の事、書き残さないといけないんだ。
誰よりも大切で大好きな彼の事
大好きな、よしの事を書いていかないと。
よしは、ちゃんとここに居たんだから。
by yoshi721chii
| 2015-05-01 01:22
| 今の思い、日常